季節の分け目には、悪いもの(邪気)が現れやすいと言われていて、その「悪いもの」の象徴が「鬼」なんだそうです。悪いもの(鬼)を追い払い、良いもの(福)を呼び込むために、豆まきをします。誕生会でも、「お腹の中に鬼がいる」というDVDを観て、子どもたちの中にも「鬼を追い出す！」というムードが広がってきています。

前日には、花組さんがお面を被り「今から皆をびっくりさせに行くんだ」と園内を一周しました。星組さんからは、「鬼はそとー！」の元気な声をもらいました。月組さんは、「小さな鬼が来た、隠れろ！」と机の下に潜ってしまいました。花組さんも大満足でお部屋に帰っていきました。

さあ！いよいよ豆まきです。　本当に鬼はくるのかな？ドキドキしますね！月組さんのお面は、和紙に筆で色を塗るところから始まり、ちぎる(和紙・新聞紙)→風船を膨らませる→新聞紙を貼る→白和紙を貼る→色和紙を貼る→ツノ作り、髪の毛、耳、鼻、まゆげ、キバなど工程がたくさんありました。また、普段使っているノリではなく、ボンドで貼っていく為、手はボンドでカピカピに！水道水で洗ってもなかなか落ちません。月組の先生達は、毎日温かいお湯を事務所まで汲みに、何度も往復してくれていました。最後は、閉式の言葉で締めくくりました。お天気にも恵まれた豆まき会でした。